【猫と引っ越し】ストレスで死亡って本当?新居に慣れるまでの注意点を解説

そろそろ引っ越しの時期ですね。

自分だけの引っ越し手続きでも大変なのにペットを飼っていると大変さが2倍?になりますね。

猫はもともと単独で過ごすことが多い動物。しかも自由を求める割に神経質でストレスに弱い。

猫と引っ越しするにはこれら猫の特性を十分把握しなければいけません。

この記事ではペットも含めた引っ越し手続き、とりわけ猫と一緒に引っ越す場合の注意点を書いていきます。

 

猫にとって引っ越しとは?その注意点

猫は縄張り意識が高い動物です。縄張りとは、自分のニオイを残すことで他の猫が侵入することを拒む領域のことでテリトリーとも言います。

猫にしてみれば、引っ越しとはせっかく築き上げた自分の縄張りを奪われることになるんです。

ですから、引っ越しによって生活環境変わる(縄張りが変わる)ことは、猫にとってかなりストレスを感じることです。

だから猫は自由を好む割に変化を嫌う動物だ、なんて言われます。

ストレスを感じると猫は、

  • 性格が攻撃的になる
  • 性格が臆病になる
  • 頻繁に下痢・便秘になる
  • 食事をとらない(食欲がない)

等の症状が出るとされます。

これらのストレスは人間同様、猫にとっても苦痛ですので、おとなしい猫でも新居から脱走してしまう事があります。

注意点として、必ず首輪と迷子札を準備して2~3週間前から装着して慣らすようにしておいてください。

もしマイクロチップを入れている猫はマイクロチップの住所情報の書き換えもお忘れなく。

 

猫と引っ越し でも猫がストレスで死亡?

繰り返しますが、猫はとても敏感な動物。

ストレスを感じると自律神経が乱れたり、免疫力が低下し病気を発症します。そのため持病が悪化なんてすることも。

さらに引っ越しが猫の精神不安を招いて、異常な行動(威嚇・よく鳴く・お漏らしなど)を引き起こしたりします。

人間の場合、ストレスを与えると血液成分に粘りが出てきて血液が凝固しやすくなります。

猫のストレスと血液成分の関係はハッキリしていませんが、万病のもとには違いないです。

特に高齢の猫の場合、若い猫に比べて心臓発作やストレスが原因の「突然死」が起こる可能性が高くなります。

突然死の原因は心臓病・寄生虫・中毒症状などストレスに限ったことではありませんが、ストレスによる比率は高いものと思われます。

このことから、もし高齢の猫を飼っているなら、かかりつけの動物病院を確保しておくなど早めの対策が必要です。

 

猫と引っ越したけど猫はいつ新居に慣れる?

猫が新居に慣れるのに大事なことを一言で言えば「引っ越す前の住宅と同じ環境を再現すること」です。

家具の配置を前と同じに

猫は警戒心が強く、変化を嫌います。

引っ越し後も猫ができるだけ引っ越し前と同じように過ごせるよう、家具の配置を引っ越し前と同じようにしましょう。

できるなら、猫の部屋の隅や高い場所に猫のベッドを置き静かに過ごせる環境を整えましょう。

猫グッズは前と同じに

猫は自分のニオイで縄張りを主張しているわけですからにおいに敏感です。

そのため、新居の新しいニオイは一時的ではあるものの新しい環境に警戒して不安でいっぱいです。

対策として飼い主のニオイがついた洋服などを猫のそばに与えておくと安心します。

また、フードや食器・トイレ容器・トイレ砂など猫が使うグッズは引っ越し前の物を使う方が安心です。

サプリメント

実際のところ、引っ越しなどの生活環境の変化で、猫のストレス要因も増加しているのも事実。

環境の変化による通常のストレスならば、いずれ元に戻りますが、(猫の個体差・年齢によりますが)重度のストレスを感じると内臓や免疫機能に悪影響を及ぼします。

このため、サプリメントを取り入れるのも一つの方法です。

ハーブやリラックス成分を配合したサプリメントは、抗うつ剤などの薬品と違い穏やかで、そのうえ副作用もないので安心して使用することができます。

 

引っ越ししても猫のストレスを解消すれば大丈夫!

猫はストレスに弱いという事を知ってしまったら、愛する猫の為に何とかストレスを軽減・解消させてあげたいですよね。

猫のストレス解消法とグッズについて調べてみました。

構いすぎない

猫は束縛を嫌います。猫と接するには、猫にお任せが一番です。

猫が構ってほしくて寄ってきたときにはたっぷりとスキンシップ(遊ぶ・ブラッシング・マッサージなど)をしてやり、構ってほしくないように感じるときは、そっとしておいてあげましょう。

隠れる場所を作る

猫には体調が悪い時には静かな場所で体を休めるという本能があります。

野生のころは敵に見つからないように身を潜めていたことがあったからです。

猫にとって隠れる場所は、縄張り争いによる他の猫とのケンカ・引っ越しによる環境の変化につかれたときにまさに体を休める場所と言えるのです。

隠れる場所には、猫が安心して過ごすことができるベッドやクレート、キャットタワーやトンネルを用意してあげましょう。

もちろん、それらが用意できなくても、押し入れや家具の隙間、窓辺や壁際などで代用できます。

猫が安心して過ごす空間を作ってあげることが大切です。

いつも周囲の目にさらされると緊張の連続です。

運動不足

もし猫が新居から出さないで飼う場合、つまり室内から出さない場合は運動不足になりがちです。

運動不足になると、ストレスが溜まるだけでなく肥満にもつながり、病気になりやすくなります。

室内から出さない場合はキャットタワーといった猫の運動グッズを用意してあげましょう。

多頭飼いの場合

多頭飼いの場合、主にストレスを感じるのは

  • 他の猫が縄張り内にいる・他の猫に一方的にイジメられる
  • トイレや寝床などが少なく、他の猫と取り合いになる

などがあげられます。

他の猫にイジメられる、縄張り内にいるなどの問題に対しては、広い部屋や広い部屋を行き来できる方が猫のストレスは少なくなります。

それができないなら縦の空間を広げてみるのも手です。

つまり、キャットタワーを設置し上下運動ができる空間を増やします。

縦の空間が広がると、猫にとって部屋が広くなったと感じます。

 

トイレなどが少ない場合は、取り合いにならないようトイレや寝床などを匹数より多く用意してください。

ケージなど自分だけの安心できる空間があるとさらにいいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大昔はネズミを捕るために飼われていた猫ですが、今では家族の一員とも言える存在です。

引っ越しも人間にとっては大変な作業ですが、猫にとってはさらに不安な問題です。

猫にそこまで気を使っていられないよ!と思われるかもしれませんが、愛猫が体調を崩したりあるいは新居を脱走してしまったらかえって大変です。

猫のためにそこまで神経質になる必要はありませんが、猫と一緒の引っ越し成功の秘訣は、出来る範囲で猫のストレスを少なくしてあげることです。

大事な家族の一員に、前の家が良かったと思われないよう十分な猫の新居対策をお願いいたします。